2022年を迎えて2か月が過ぎます。これから季節は春へと向かっていき、桃や桜の花が楽しみになってくる頃です。
3月のイベントといえば、学校の卒業式や、昨年紹介したひな祭りに加え、他にもいろいろな行事があります。
3月14日 ホワイトデー
ホワイトデーは、バレンタインデー(2月14日)に女性からチョコレートをもらった男性がお返しをする日として昭和の日本で作られました。
「友チョコ」など性別や関係を問わずチョコレートをやりとりするのが一般的となった近年では、単純に「バレンタインデーのお返しをする日」となってきています。
その起源としては、主に
●1973(昭和48)年に不二家とエイワが協力して3月14日に
マシュマロを売り出すキャンペーンを開始したのが始まりとする説
●「鶴乃子」で知られる石村萬盛堂の社長が1978年に
開始したキャンペーンが始まりとする説
●全国飴菓子工業協同組合が1978年に「キャンディを贈る日」として
制定したのが始まりとする説の3つが有名です。
お彼岸・春分
春のお彼岸は、春分の日の3日前から3日後までの計7日間をさします。
春分とは、地球のどこにいても昼と夜の長さがおおよそ同じになる日で、2022年は3月21日です。春分や秋分のように、天文学に基づいてその年ごとに祝日が決められるのは世界的に見ても珍しいそうです。
お彼岸の間は、お墓参りや仏壇の掃除など先祖の供養とともに日頃の行いを省みるのが古くからの習わしとされます。
節分の恵方巻や桃の節句のひなあられなどに比べると普及していない印象がありますが、春のお彼岸には牡丹餅(ぼたもち)を食べる人も多いようです。牡丹餅は秋のお彼岸に食べる御萩(おはぎ)とほぼ同じ食べ物ですが、秋に収穫したばかりの小豆は皮が柔らかかったためそのまま潰して食べられるということで御萩は粒あん、春になり固くなった皮を取り除く必要のあった牡丹餅はこし餡が使われています。
今年の冬は都内でも2度積雪があるなど厳しい寒さとなりました。今年も大勢寄り集まってのお花見は難しくなりそうですが、通勤・帰宅の道中の桜など、ふとした瞬間に感じられる暖かい季節の兆しを楽しみに頑張っていきましょう。
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